賠償額の設定
運搬中や作業員の過失によって荷物が破損した場合、業者が賠償してくれることになっています。ただし、賠償額は時価評価となります。使い始めて間がなかったとしても、購入金額ではなく、価値は下がっているので、評価は保険会社の規定に従うことになります。
また、賠償される条件として、「自己又は使用人その他運送のために使用した者が、荷物の荷造り、受取、引渡し、保管又は運送に関し注意を怠らなかったことを証明しない限り」とされています。
つまり、作業員が万全を期しており、防ぎようがなかった場合、業者には責任がかからないということです。
■ 損害賠償額の算定
荷物は、破損のないように運んでもらいたいものですが、残念ながら壊れてしまうこともあります。通常は、保険に入っているため、保険会社の規定によって損害賠償額が算定されます。
ただし、エアコンやテレビ、オーディオ機器などで、使用年数のかさんでいるものは、時価として低額となる可能性があります。古くても大切な品物の場合、あらかじめその旨申し出ておくほうが安心ですね。
■ 思い出の品物の賠償額
写真やビデオテープなど、思い出の品が破損したり紛失したりしたら、その他のものがなくなるよりも精神的なショックが大きいものです。
しかし保険の適用では、「気持ち」の部分は金額に繁栄されません。残念ですが、業者と話し合って妥協点を見つけてください。また、どうしても大事な物は、自分で運ぶことをおすすめします。
■ 骨董品の賠償
貴重品の場合、あらかじめ申告しておかなければなりません。万が一、高価なものの破損が起きた場合、骨董品としての価値が認められない場合もあります。
高級な茶碗や、ガラス食器、陶器の人形などどこまでを貴重品とするかは判断が難しいですよね。すべて貴重品とすれば、保険代だけでかなりになりますし、かといってトラブルが起こったときに、全滅してしまうと、大きな損害となってしまいます。
保険での保証額を確認し、契約時に十分検討しておきましょう。
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